2007 九州の旅

阿蘇の風景

阿蘇山上付近より米塚を

阿蘇山上付近より米塚を

過去に阿蘇を訪れたのはすべて初夏の頃・・・というよりも、梅雨の時期であった為、山麓は霧に覆われ、阿蘇のカルデラを観光するには残念な結果となっていた。そんな悔しさもあり、秋に時間を作り、念願の晴れた阿蘇を観光することが出来たのが、今回の旅行記である。

城山展望所より外輪山とカルデラ内の町を

城山展望所より外輪山とカルデラ内の町並みを

 城山展望所より外輪山とカルデラ内の町並みを

城山展望所より外輪山とカルデラ内の町並みを

阿蘇のカルデラは世界最大級であり、カルデラの内側には町があり、鉄道も走っている。そんな阿蘇だがれっきとした活火山である。このカルデラも外側はなだらかな斜面になっている場所が多い反面、内側のそれは崖となっており、険しい地形が続く。そんな外輪山の内側にある山の一つが根子岳(ねこだけ)。独特のぎざぎざな稜線が特徴の山だ。何度か阿蘇を訪れていると、この山を見ると阿蘇に来たんだという気持ちになる。

仙酔峡へ向かう途中の牧草地より 奥に見える山は根子岳

仙酔峡へ向かう途中の牧草地より 奥に見える山は根子岳

仙酔峡ロープウェイより

仙酔峡ロープウェイより

阿蘇山 中岳 仙酔峡側より

阿蘇山 中岳 仙酔峡側より

阿蘇山中岳は、現在でも活発に活動している火山であり、火口には水が溜まり、火口湖となっている。この年は中岳を訪れた際も天気に恵まれ、阿蘇山上より有料道路で火口近くまで登った。火口近くは活火山らしく、多くのシェルターが設置されているものの、火口壁まで遊歩道が設けられていた。到着時にそんな観察をしていたのだけど、到着まもなく「火山ガスの規制値を超えた為、全員待避」という放送がかかった。

全員待避であるから、売店などの商売人も勿論下山しなければならない。次々とシャッターが閉まり、既に遊歩道を歩いている観光客に、拡声器で避難する様に呼びかけているのだ。数年越しでようやく観光するチャンスであったのだが、こればかりはしかたがない。そんな下山途中に遊覧ヘリのノボリが目に入った。値段を聞いてみると、乗る前は高いと感じたのだが、ここまで来たのだからと奮発して搭乗すると、空の上から火口原をみて感動したものだ。高いと感じたヘリの遊覧だが、これはお勧めである。

阿蘇山 中岳火口 遊覧ヘリより撮影

阿蘇山 中岳火口 遊覧ヘリより撮影

阿蘇山 中岳火口 遊覧ヘリより撮影

阿蘇山 中岳火口 遊覧ヘリより撮影

阿蘇山 中岳火口 遊覧ヘリより撮影

阿蘇山 中岳火口 遊覧ヘリより撮影

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阿蘇山上より中岳

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中岳火口付近 この後、有毒ガス濃度が規制値を超え、退避命令がでた。

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観光客が多く訪れる活火山ゆえ、噴火時のシェルターが多数設置されていた。

阿蘇山麓はススキが多い。この年は秋に訪れた為、天候には恵まれた。

阿蘇山麓はススキが多い。この年は秋に訪れた為、天候には恵まれた。

城山展望所にて

城山展望所にて

城山展望所にて 当時、自宅に居た猫とそっくり。

城山展望所にて 当時、自宅に居た猫とそっくり。

黒川温泉

黒川温泉 和らく 露天風呂

黒川温泉 和らく 露天風呂

はじめて黒川温泉を訪れてから、この温泉が好きになり、このときで訪れたのは三回目である。最初に二回は山みず木というこれまたお気に入りの宿に、二年連続で宿泊したのだけど、今回の旅は計画から実行までの期間が短く、泊まりたくても予約がとれない状況であった。ただ、黒川温泉というのは、全ての宿で宿泊して失敗する事はないと感じている温泉で、温泉街にある宿全てで風呂に力を入れ、また、それを全面に出して集客を実現している温泉だからだ。

それ故、このときに泊まった宿、黒川温泉 和らくさんも良い宿だったと感じたし、癒やされたものだ。

黒川温泉 和らく 露天風呂

黒川温泉 和らく 露天風呂

黒川温泉 和らく 露天風呂

黒川温泉 和らく 露天風呂

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉は先に書いた通り、風呂に力を入れ、それを売りにしている温泉地である。だから、例えば湯布院温泉の様な洒落た感じは軽薄で、それよりも昭和の香りがする温泉を演出している感がある。建物も和風でそれは例え洋菓子店であっても同様だ。そうした雰囲気は例え意識して演出されているとしても心地よい。そう感じる温泉地である。

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 黒川温泉の甘味処

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 和風の装いだが、左手の店は洋菓子店である

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 週末は朝から温泉街を散歩する観光客で賑わっている

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 黒川の町並みは、店も風景に溶け込んでいた

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 北海道では、まず見かける事のない藁葺き屋根

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 中心部とは思えない自然と温泉街の調和

黒川温泉の町並み

黒川温泉の町並み 見事な巨木である 下の建物と比べると一目瞭然

この日のお品書き

この日のお品書き 和らくの夕食

餅黍饅頭

餅黍饅頭

前菜

前菜

向付

向付

山女魚の塩焼き

山女魚串焼き

朴葉焼き

朴葉焼き

肥後牛炭焼き

肥後牛炭焼き

宿の朝食

宿の朝食

久木野温泉 華もみじ

南阿蘇村より 夜明け前

南阿蘇村より 夜明け前 まだ、町の明かりがみえる時間帯

阿蘇山は広く、火山であるため、温泉の数も多い地である。雄大な景色を含め、北海道に似ている地域なのかもしれない。

南阿蘇村より

南阿蘇村より 宿の女将より、南阿蘇のこの季節は雲海が出やすいと聞いていた

南阿蘇村より

南阿蘇村より 東の空が染まってきた。

南阿蘇村より 東の空より陽が昇る。

南阿蘇村より 東の空より陽が昇る。

雲海の様に、カルデラ内の町が霞んでいた。

カルデラ内の町が霞んでいた。

朝霧が晴れても、外輪山の連なりは水墨画のようだ。

朝霧が晴れても、外輪山の連なりは水墨画のようだ。

この日の宿は、南阿蘇村 久木野温泉 華もみじさん。ただ、今でも評判は良い宿のようだけど、僕が宿泊したころと料理などはベクトルが変わったように思える。それが良い悪いという話ではないのだけど、これから下の料理写真と今現在は違う可能性があることは書いておきたい。

お造り四種 ヒラメ、シマアジ、クルマエビ、サザエ 全て天草産だそうだ。

お造り四種 ヒラメ、シマアジ、クルマエビ、サザエ 全て天草産だそうだ。

当時、この宿の名物であった万年煮

当時、この宿の名物であったブリの万年煮

馬刺し 白い部分は、たてがみ

馬刺し 白い部分は、たてがみ

豚の塩煮

豚の塩煮

肥後牛の網焼き

肥後牛の網焼き