僕の道東開幕戦は、ここ数年、十勝川を訪れている。僕の記憶では、氷が落ち、水面が開くのが三月上旬で具体的には10日前後。勿論、年によって早くなる事も多いのだが、今年は川開き後の気温が尋常ではない上がり方をしていた様で、既に雪代の影響で濁りが入っていた。初日の降雨も気温の高さに輪をかけたのかもしれない。
初日の濁りは岸際に限られていたけど、二日目は河川全体が濁っていた。釣果もそれに比例する様で、初日は単発ながらアメマスの引きを堪能出来たけど、二日目は壊滅的と言っていい程、鱒からの反応が無かった。
もっとも、これが道東の開幕戦。どの季節の釣りも日々の状況は変わるけれど、春のそれは劇的と言っても良いほど変わる事も多いのだ。良くなる事もあれば、逆も然り。今回は、悪くなる直前に竿を出せたと言うべきか。