釣友の案内で、某河川の上流域を、釣り竿を片手に歩いてみた。倒木が非常に多く、釣友はキノコロードと呼ぶ場所の一つだ。爆発的な群生も見かけたけど、そうしたキノコは時既に遅し、老菌どころか朽ちている個体も多かったけど、丹念に林を探すと、上等のナラタケも少なからずあり、楽しめた遠征となった。
釣りの方は釣り竿を片手に入ったものの、川よりも林に目が行っており、殆どロッドを振っていない。それ故、小さなニジマスを1匹釣ったのみ。一応、記念写真とも考えたけど、足元で逃げられたし、元々ニジマスは好まない魚なので写真無しで良かったのかもしれない。
ナラタケは発生時期が早生は9月中旬くらいから発生するけれど、タイミングがとりずらいキノコであると思う。今回も朽ちている個体も多かったけど、幼菌も見かけたので、月内は何とか採取は可能だろうか。もっとも、霜が降りるようになればナラタケが終わり、代わりにエノキタケやムキタケの最盛期を迎える。
本来であれば、ムキタケはもう少し先に旬を向かえるキノコだ。しかし、今回は平野部の川沿いで食べ頃の群生を見かけたので、これも場所次第という事なのだろう。ナメコもそれなりに見かけたのだが、傘が開きすぎていたりなど、タイミングを外した個体も多かった。