今週も道南方面のアメマス釣りへ向かった。日帰り圏内といえば圏内だけど、それなりの距離があるのだが、今回は仲間との同行アタックなので移動中の会話が有り難かった。釣り場へ到着すると、水量は平水でクリアであり、ルアーには厳しくなる予感がしていた。反対に同行した仲間はFFMであり、エッグを使ったルースニングであれば、条件は上々だろう。
ルアーに厳しい事は判っていたが、結果的に3本の釣果を得ることが出来た。もっとも、型は中型止まりであり、大型は鮭の後ろで悠々と魚卵が流れてくるのを待っているのだろう。増水気味、そして多少の濁りが入れば話は違ってくるのだが、この時期のこの地域だけはマッチ・ザ・ベイトを合わせた釣りが有効であろう。それでも、ルアーに拘りたいとは思っている。
今年はこの流域に通っている事になるのだが、エノキタケはともかく、ナメコの遭遇率が高いと感じる。それも、見つければ群生してくれているので、最低でも一回分は味わう事が出来ている。勿論、天然エノキタケも美味しいキノコなのだが、天然ナメコもまた別格の味わいなのだ。
道南地方とはいえ、季節は既に晩秋から初冬に移り変わっている様で、木々の葉は落葉し、モノトーンの景色が否応にも目に入ってくる。それでも、道東に比べると道南地方はやはり優しい感じがする。恐らくは山の地形であったり、植生であるのかもしれない。しかし、やはり河原のある川という部分が道東、特に根釧地方とは異なる情景であるのだ。