沖縄本島にて

LGL21で撮影 那覇にて。猫は何処でもたくましいものだ。

三泊四日の旅であったけど、初日と最終日は事実上の移動日であり、旅と言えるものではない。事実上、二日目と三日目が今回の旅であり、全てである。二日目は宮古島を日帰りで訪れ、三日目は沖縄本島を回って過ごした。

LGL21で撮影 ゆいレール

LGL21で撮影 ゆいレール

LGL21で撮影 ゆいレール

ゆいレールは現在の沖縄で唯一の鉄道(モノレール)である。那覇空港から首里まで、那覇市内を蛇行しながら結んでいる。二両編成という事もあり、思っている以上に乗客が乗っている感を感じるのだが、二両という編成とおおよそ10分で一本という本数を考えると、利用者がとても多いとは言えない。それでも、個人観光客が市内にアクセスするには、便利な交通機関だと思う。

LGL21で撮影 道の駅許田より本部半島を。

本島では後述する世界遺産であるグスクをまわる目的があったのだが、これだけであると時間が余ってしまう為、昨年に引き続き、美ら海水族館を訪れる事にした。昨年は混雑を避け、6時半に出発する早朝アタックであったけど、今回は二回目の訪問という事でレンタカーを9時過ぎに借りて、本部へ向かった。水族館の入場料は正規値段で大人1800円。周辺のコンビニや許田にある道の駅では、割引価格でチケットを販売しているので、個人客はこれらを利用するとスムーズ且つ安上がりだ。ちなみに許田の道の駅での販売価格は1550円と14%OFFであった。昨年の情報だと、許田の道の駅が一番安いと言われていたけど、現時点では不明。また、早朝は営業していない為、昨年の僕のように早朝より水族館(8:30開園)にという場合は、前日に購入するか、コンビニでという事になると思う。

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館は本部町の海洋博公園内にあり、この公園の駐車場は嬉しい事にすべて無料である。本部から海洋博公園へ向かうと、P1からP7まで合計7カ所の駐車場があるけれど、美ら海水族館を訪れる場合は、P7を目指すと良い。三階建ての立体駐車場で何よりも水族館へのアクセスが一番近いからだ。

水族館については、釣り好き魚好きの人間にとって、何度訪れても楽しいものだ。勿論、美ら海水族館も例外ではなく、水槽の中の魚を見ているだけで楽しい。目玉はマンタやジンベイザメが泳ぐ黒潮への旅と言われるエリアの大水槽だと思うけど、その他の展示も豊富で楽しめる。強いていえば、北方系の魚は居ないのが寂しいけれど、沖縄まで来てヤマメやアメマスをみることはあるまい。

ジンベイザメが人気だけど、個人的にはマンタをはじめとしたエイ類が面白い。種類によって、泳ぎ方が異なるし、何よりも形がユーモラス。この黒潮への旅大水槽は正面が人気だけど、シアターの窓が隠れた穴場。ただ、上映していない時間に限るので繁忙期はちょっと難しいかもしれない。個人的に好きなのが、大水槽を下から見ることのできるアクアルーム。好きなエイ類のユーモラスな形を真下から観察できるのは楽しいものだ。

この美ら海水族館、野外に設置されているイルカショーなどまで回るとなると、結構な時間が必要だ。個人的にはイルカは興味が薄いので今回も訪れていないけれど、子供連れであればこうしたショーも家族サービスとして必要であろう。レンタカーであれば、那覇から水族館まで90kmほど。二時間は掛かると考えた方が良いので、那覇を拠点にすると一日コースとなる。

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

美ら海水族館

LGL21で撮影 美ら海水族館

LGL21で動画撮影 美ら海水族館 ウミキノコ

LGL21で撮影 美ら海水族館 アクアルーム

本格的な水族館の撮影テクニックなどは素人の僕は書けないけれど、失敗を少なくするにはストロボは極力発光させない事と、可能な限り、感度を上げる事だと思う。魚は思った以上に動き回るのでブレの原因となる。ストロボで止めるという手も水槽が反射して失敗する場合も多い筈だからだ。三脚などでカメラを固定すれば、ベストだろうけど、混雑している館内で三脚は正直邪魔であるし、トラブルの元になるので、一脚の方が良いだろう。

使用機材は一眼レフが望ましいけど、それなりにセンサーが大きいコンパクトでも問題はない。普及版のコンパクトカメラでも撮影は出来ると思うけど、あまりに廉価な製品は薄暗い水族館内でピント合わせに難儀したり、感度を上げられたとしてもノイズが多すぎる様なカメラは避けたい。

もっとも、上の動画二つはスマートフォンで撮影したものなので、画質にある程度の妥協が出来れば手持ちの機材で十分だ。静止画については、水族館の写真で言えばFUJI FILMのX10をプログラムモードで撮影している。感度はISO3200までのAutoへ設定したけど、X10はそれなりにレンズが明るいので最高でもISO800くらいまでしか上がっていない様だ。いずれにしても、ブレないセッティングが一番で高感度撮影に強い機種であれば、文句なしだろうね。たとえ、ノイズが乗ったとしてもブレだけは救済出来ないのだから。

美ら海水族館

読谷村 座喜味城跡

座喜味城(ざきみじょう、もしくは、ざきみぐすく)は読谷村(よみたんそん)にある琉球王国時代の城跡で世界遺産に指定されたグスク群の一つ。昨年、今帰仁城と中城城、勝連城を訪れたので、残った座喜味城を訪れたかったのだ。ちなみに、世界遺産はその他に首里城(訪問済)、園比屋武御嶽石門、玉陵(taxiより中を覗いた)、識名園、斎場御嶽(訪問済)が登録されているとの事だ。
グスク跡ばかりを訪れるのは、城壁やその形に興味があった事と高台に築かれている為、景色も良い事もある。誰もが訪れる首里城は、規模が大きく、それはそれで凄いなと思うけどもね。

読谷村 座喜味城跡

読谷村 座喜味城跡

読谷村 座喜味城跡

読谷村 座喜味城跡

読谷村 座喜味城跡

読谷村 座喜味城跡

読谷村 座喜味城跡

市場本通り商店街

那覇市内の観光としては、国際通り沿いと、むつみ橋付近にある商店街が有名だろう。多くの土産物屋が並び、いつも観光客で賑わっている。自然景観を好む僕だけど、ここはここでアジア的な雰囲気があり、牧志にある公設市場などは、例え買い物をしなくても色々な魚や貝、エビやカニが並んでいて飽きないし、肉にしても豚をこれでもかと色々な部位が売られていたりするのは、沖縄ならではのもの。豚については、血まで食べる文化があるので市場で豚の顔があったり、無造作に脚があったりしても、それが普通の場所なのだ。

市場本通り商店街

牧志公設市場

牧志公設市場

牧志公設市場

LGL21で撮影 牧志公設市場2F

今回は牧志公設市場で食材を買い、公設市場2F にある食堂で好みの調理をして貰うつもりでいた。昨年は訪れただけで何も買わなかったけど、今年は例え混雑していようと、市場で買いたい(食べたい)食材があったからだ。その食材はノコギリガザミとセミエビ、そして冬に多く水揚げされるアオリイカ(シロイカ)である。但し、セミエビは売られていたけど、大きなもの(30cmを少し切るくらい)だと、重さによるが一匹20000円前後らしい。とてもではないが、エビにそんなお金はかけていられない。ただ、夏場は水揚げが多く、半分くらいまで相場が落ちるようなので、機会があれば食べてみたいとは思っている。