那覇市内の国際通りは、土産物屋などが並ぶ観光地となっているけど、僕は立ち寄りたかったのが塩屋(まーすや)と牧志公設市場。塩については、自宅への土産用だね。決して安い物ではないけれど、例えばポークソテーにパラパラと宮古の花塩をかけるだけで上等な味になるので、味付け用もしくは隠し味用としては、高くても良いのかなとは思っている。
牧志公設市場はガイドブックなどにも掲載されているので、那覇観光の定番なのかもしれない。那覇をじっくり歩いたことがない僕は、勿論初めてである。ここでは何かを買うという目的は持たず、単なるひやかし状態。人が良さそうに見えるのか、店を通る度に捕まってしまうけど、生もの故、「今日は初日なので、最終日にね」と心にも無い事を言い切り抜けてきたけど、並んでいる商品は確かに魅力があります。
ヤンバルクイナの名前は聞いたことがある人も多いと思うけど、ヤンバルというのは半島北部の森が多く残っている地域の事だ。漢字で書くと「山原」と書くので、ある意味、文字通りである。ただ、それだけに自然が多く残されていて、名護から北は海の色が変わる。あまり観光地化しておらず、素朴な南国の自然を楽しむ事が出来る場所だと僕は思う。ただ、八重山諸島とは違って本島は広く、初日に宿から美ら海水族館~今帰仁城跡~辺戸岬~東村(東海岸線沿い)を回り、320Kmの走行距離があった。それ故、行くという目的がない限り、ヤンバルは遠いかもしれない。
でも、海や山を見ても、良い場所だと僕は感じる。但し、地図にある米軍とハブだけは、ちょっとね。
海中道路を経由し、宮城島と伊計島を訪れてみた。ビーチはどうしても商売の匂いがするけれど、このどちらの島も自然豊かで静かな漁村及びサトウキビ畑が広がるという島だった。海や山はあるけど、基本的に他には何も無い。それ故、その自然と島の静かさや素朴さに魅力を感じなければ、那覇周辺で遊んでいた方が良いと思う。伊計島では道に迷い、狭い農道を走る羽目になったけれど、農作業中の方や橋で出会った老年の釣り師との出会いなどが印象的。
美ら海水族館は沖縄本島でも人気が高い施設であり、魚好きの僕も1度はここを訪れてみたかった。今回、沖縄本島を訪れた理由も水族館があるからだ。また、正月を過ぎると完全なるOFF料金。ツアーも格安だという事もある。BLOGの方に記したけど、冬期間の沖縄は、天気が悪い日が続く事が多い。北西の風が強く、大陸にある高気圧の端に島が位置するので曇りや雨の日が多いのだ。だから、この時期の沖縄観光では海は期待してはいけない。逆に別ページで紹介するグスク巡りなどは、気温の低いこの時期は最適かもしれない。勿論、屋内施設である水族館はいつでも良いだろうけれど、夏休みやGW、正月は凄い人出だと思う。
当初、水族館へは観光バスで行く予定であった。ただ、混雑するということが嫌でレンタカーに切り替え、宿を六時過ぎに出発し、水族館開館である八時半に飛び込んだ。九時過ぎくらいから、修学旅行生が押しかけてきたけど、朝一番は自由気ままに見学することが出来た。イルカなどのショーは興味が無いので11時過ぎには退館したけど、混雑時に行くのであれば余裕を持った方が良いかもしれないね。あと、この水族館、ローソンなどで事前に入場券を買っておく事をお勧めする。朝一番なら現地買いでも問題ないけど、外で買った方が安いんだよね。家族旅行など大人数で行くのなら、それなりの差となる。1番安いのが調べた限りでは、許田の道の駅。でも、朝早くでは売店が営業していないと思うので、その場合はローソンが無難かもしれない。