9月上旬は道東であれば遡上アメマスがギリギリというタイミングだったけど、道南のアメマスは最盛期よりも喰いが落ちているとは感じるものの、まだ釣りになるレベルではあったと思う。
釣れるアメマスは婚姻色と思われる色づきが既に始まっており、ルアーへの反応はあるものの、ミノーをひったくる様な出方は少ない。産卵が近づくと殆どルアーには反応しなくなると思うので、秋の釣りとしてはタイミングは悪くなかったと思う。
但し、この時期のアメマス釣りはヤブ蚊の猛攻に見舞われることが多い。DEETを多く含む忌避剤が有効だけど、厚手の服の上からも平気で吸血してくるのは閉口ものである。
早い時は8月に発生することもあるナラタケだけど、やはり今は早生(わせ)のタイミングであり、個人的に多くは望めない。勿論、キノコを専門に狙っているような人は、タイミングと場所の引き出しが何個もあるのだろうけれど、僕はこの時期は釣りに意識が傾いているようで僕にそれは難しいのかなと思う。
最近少なくなったとはいえ、盛夏の札幌でも蝉の鳴き声はある。子供の頃は自宅近くの電柱で鳴いていた記憶もあるけれど、確かに最近は数が減っているような気がする。札幌では盛夏の蝉は殆どがアブラゼミなのだけど、今日の釣り場は色々な種類の蝉が聞こえてきた。道南らしいと思うのがミンミンゼミだろうか。