虹の松原
訪れて感じたのは、とにかく見事であるということ。想像以上の規模であり、大昔に植林されたとはいえ、その景色や松林の雰囲気がとてもよい。若者向けではないと感じるけど、シニア世代であれば感じるものはありそうだ。松はクロマツが中心との事だが、その数は森林管理局の資料でも100万本と言われているらしい。実際、ネットの航空写真(地図)を見る限りでも三大松原の中では桁違いに広い面積を誇っており、半端な規模ではないのは間違いないところだ。
唐津城
唐津城は虹の松原にほど近く、山の上にあるので展望はとても良い。
呼子
福岡市内から1時間程で訪れる事のできる立地は、日帰り客向けの店も人気のようだ。
基本的に活イカを売りにしている呼子では、観光客向けの宿は夕食には活イカが出てくる。この為、イカが目的であれば呼子への宿泊が良いと思う。今回お世話になったのは、呼子港に面した旅館金丸さん。動画サイトなどでもイカの捌き方が公開されているけど、生け簀からあげて提供されるまでの時間がとても短い。食事処へ着座し仲居さんが厨房へ声を掛けてから数分後には活イカの刺身が提供される。
棚田のある風景
平地の少ない場所で米を作ろうとすると、写真の様な棚田になるという事なのだが、農機が入らないので手作業での米作りは大変そのものだと思う。棚田の景色は北海道にはないもので、海とのコントラストも美しいけれど、田んぼの維持や苦労を考えると複雑な気持ちになる。それでも、この地方の風景であるという棚田は将来も残って欲しいと思う。
祐徳稲荷神社
呼子でイカが食べられれば満足という旅なのだが、日程に余裕があったので名高い祐徳稲荷神社を訪れてみた。神社仏閣は建築物の造形美、仏像や絵画美術、歴史への興味があり、最近は訪れる事の多い場所なのだが、この神社へ行こうと思ったのは日光東照宮の様な豪華絢爛さと御本殿の高さに興味を抱いたからだ。実際に訪れるときらびやかな御本殿が斜面に鎮座する、本当に見事な神社であった。時間がなく奥の院へは行けなかったけれど、機会があればまたの参拝時に訪れたいものだ。
嬉野温泉
二泊目は嬉野温泉 ホテル華翠苑さん シニアに人気の宿との事で食事も量が適度で嬉しかった祐徳稲荷神社から近い場所を探した結果、手頃な宿を探して宿泊したのは嬉野温泉。お湯の質は非常よく肌がつるつるになる女性向けの泉質だと思う。
有明海
有明海の干潟 写真では分からないが、干潟上にはムツゴロウと思われる魚影がかなりある干潟の写真は道の駅鹿島の裏手なんだけど、目をこらすと干潟にムツゴロウと思われる魚が動いていた。この道の駅では干潟体験もできるそうなので時間があれば、子供は楽しめそうだ。また、ワラスボという珍しい魚も干潟に生息しているようで、有明海のエイリアンとして売り込まれている。残念な事に生のワラスボを食べる機会には恵まれなかったけれど、姿に似つかず非常に美味しい魚らしい。チャンスがあれば味わってみたいものだ。