エクセルにて

先日、久しぶりに出くわしたのが、所謂”神エクセル”というもの。個人的にはエクセルで印刷を前提としたデータを作成するなど全く感心はしないけど、神エクセルは大昔のワープルの様にマス目の概念に近いので、日本では感覚的に受け入れられやすいのかもしれない。

でも、こうしたデータを配布されると、ちょっとした修正だけでも多大な労力を要する。作り方次第なのかもしれないけど、レイアウトは印刷してみないと判らないし、下手すると文字が欠けたりする。

しかも、使用フォントがMS明朝とかなので、小さなサイズを指定されると多くの諸先輩方(作業をお手伝いして頂く再雇用の方々など)から、文字が読めんと言われるし、もう大変なのだ。

先に修正と書いたのがこうした可読性、判読性を高める為に元データを修正しようと修正する場合に非常に面倒な事になったからだ。

作り方次第と書いたけど、エクセルのセルへ方眼の概念で文字を置かれると改行すら自由にならない。せめて、テキストボックスを使用して欲しいと思うのだが、そんな作り方をする人は最初からエクセルなど使わんのよね。

あと、半角カタカナと全角カタカナが妙に混じっているのも嫌だと感じた(笑)。アルファベットも「OK」と「OK」が混じっているから、気分次第なのかもしれん。

ただ、どうしてもエクセルで文書を作るという事だと、等幅フォント以外はレイアウトは更に大変になりそうだ。標準のMS明朝やゴシックは等幅なので大丈夫・・・だけど、これらのフォントは事実上の標準だけど、読みづらい書体だと僕は感じるし、字形も好き嫌いで言えば嫌いな書体の一つだ。

こうした点はOS標準が、ヒラギノフォントのMacなどは羨ましい。
もっとも、今の時代はUD系の書体がやはり読みやすいと感じる。歳のせいかもしれないけれどもね。

※ちなみにUDとは、ユニバーサルデザインの事です。