豊盃 純米にごり酒

豊盃 純米酒 亀の尾 活性にごり生酒 年に1度、四月の出荷のみだそうだ。

豊盃にも色々な製品があり、今回のお酒はにごり酒である。しかも、火入れを行っていない生酒なので今が旬ではある。

生酒らしく発酵による酸味を感じるものの、ふんだんな旨味や切れもあり、バランスもとれている美酒だと思う。ふらっと顔を出した酒屋に入荷していたものを買い求めたものだけど、こうした出会いは面白いものだね。

小樽産蝦蛄(雄) 初物らしく、高価だが、美味であった。

厚田辺りでは、まだまだ先の蝦蛄だけど、小樽の市場では初物が並んでいた。但し、まだ走りなので価格はそれなりである。朝市みたいに1匹づつ買えるのなら、多少高くても良いんだけど、残念ながら小樽の市場では一山いくらなので、ちょっと手は出しにくいかもしれない。

活蛸 刺身 活蛸の足を持ち込み、さばいて貰ったもの。

こればかりは材料がないと食べられないものの一つで、活蛸の刺身やから揚げなどを札幌で味わう事が出来るのはありがたい。

蛸吸盤のから揚げ 旨味があり、非常に美味。

青ツブ

青つぶ(ヒメエゾボラ)の煮付け

昔は青ツブの事を単にツブと呼び、刺身で食べるツブは昔はバイ貝と呼んでいた。ただ、刺身の素材としてツブが一般的になってきた為、それを単にツブ(正式にはエゾボラ、売り場では真ツブとの表記が多い)と呼び、小型で焼いたり煮たりするツブ(ヒメエゾボラ)は青ツブと呼ぶようになった気がする。

この他に市場ではトウダイツブが売られており、これはアブラの除去が不要だ。反対に真ツブや青ツブはアブラ(毒であり、唾液腺のこと)の除去が必要であり、特に青ツブは提供される時は複数個が一人前である事が多く、手間を考えると一番面倒なツブだと思う。

釧路の某店では青ツブ焼きのみ(ラーメンもあるにはあるが)を商品として提供しており、有名なものだけど、昔の親父さんが引退した後は味が変わった感がある。暫く訪れていないので戻っているのかもしれないけど、最近、行きつけの居酒屋さんでお通しとして出してくれる青ツブの煮付けは、往年のこの店の味を思い出す。

尚、釧路の某店ではツブ焼きとメニューにあるけど、実態は煮付けそのものである。煮付けまでが下ごしらえで、最後に焼いて香りを出すという感じだ。

ギョウジャニンニクを食す

いきつけの居酒屋さんで、ラム肉と一緒に塩胡椒で炒めて貰ったもの。個人的にはジンギスカンよりシンプルで好きだ。

ギョウジャニンニクは醤油漬けでじっくり楽しむのが好きだけど、生のそれが入手できるこの時期は、色々楽しんだりしている。

上の写真は居酒屋さんに生のギョウジャニンニクを持ち込み、ラム肉と一緒に炒めて貰ったもの。味付けは塩胡椒でかなりシンプルだけど、ラム肉特有の臭いもギョウジャニンニクの方が臭いだろうな。

一昨年の退院後、この手の食べ物は一度も食べていないのだが、お手軽にギョウジャニンニクを食べるには安楽

安楽な食べ方の一つがカップラーメンに生のギョウジャニンニクを入れ、熱湯を注ぐというもの。今思えば、もっとどっさり入れれば良かったかもしれない。フィールドでは袋入りのインスタントラーメンを使う人も多いようだ。

ギョウジャニンニクをたっぷり食べたいなら、袋入りラーメンの方が火力が違うので安心かもしれないね。