早春の1本

豊盃 純米大吟醸 おりがらみ生酒

豊盃は定番品以外に季節によって色々な限定品が出てくる事もあり、個人的には1年を通じて楽しめる銘柄だと思っている。昨年も何本もリピートしたのが、写真の純米大吟醸おりがらみ生で、酸味とフレッシュ感のバランスが好きだ。

嗜好品なので最高に旨いとは言わないけれど、同銘柄の濁り系では個人的には一番好み。

発売時期は1月末から2月の限定で、その後、亀の尾濁りなども出てくる中、春前の楽しみの一つかなとは思っている。

ニシン飯寿司 どちらかと言えば、癖の強い食材だと思うのだけれど、発酵させる製法と若いニシンだからか脂の存在は少なく、非常に美味しい飯寿司になっていると思う。

今でも飯寿司については鰰(ハタハタ)が一番好きだけど、写真の鰊(ニシン)も最近のマイブームである。旨味と甘み、酸味のバランスが好みという事もあるけれど、この飯寿司は300gくらいパッケージで小売り価格は600円前後と同じような製品としては破格値である。

コスパが良いだけではなく実際の味も一級品なので、気に入っているという事だ。その味はいきつけの居酒屋さんから、売っていたら仕入れてきてくれと言われていくくらいのレベルなので、グラム200円というプライスは本当にお買い得だと感じている。

そうした一品なので紹介したいのは山々などだけど、恐らくは生産量も少ないものなので下手な事を書いて人気が出ると、品薄になり僕が味わう事が出来なくなってしまうので写真以上の情報は書けないけど、鰊という魚を見直したのは書いておきたい。