雁木 純米吟醸 無濾過生原酒

雁木 純米吟醸 無濾過生原酒

札幌に住んでいると雁木と書いて「かりき」と読んでしまう恐れがある銘柄だけど、「がんぎ」と読むのが正解である。ちなみに地名の「かりき」は雁来の字を使う。

それはともかく、この酒は山口県のお酒である。しかも、岩国市なので、獺祭の旭酒造と同じ地で醸しているという事になる。超有名になった獺祭は、いまや入手は簡単であるけれど、雁木についてはなかなか入手は難しいかもしれない。

吟醸酒なので香りも旨味も強いけど、酸味は控え気味。魚介類と一緒に飲むというのが合う酒かもしれない。昨日は仙鳳趾の生牡蠣を食べながら、飲んでいたのがこのお酒だ。

価格も良心的(精米歩合50%の純米吟醸)で1800円前後なので、並んでいればリピートすると思う。

“雁木 純米吟醸 無濾過生原酒” への2件の返信

  1. 券売機上の路線図の大麻駅を たいま駅 と読み、そこまでの切符を買うジャンキーがいるかも。
    いるわけないか。

    先月あった竜王戦4組昇級者決定戦では、先手野月八段が矢倉に構え、後手大橋六段が雁木で受けていました。

    新潟県内には雁木通りを観光のウリにしている町があります。
    新潟市内にもあったのですが、ここはすっかり様変わりしました。
    小規模の雁木通りはどこにでもありますが、函館・室蘭・滝川のものは北海道では規模が大きいと思います。
    もっとも新潟県内のもののように情緒はありませんが。

    この銘柄の雁木は上の話ではなくて、水運に由来するようですね。
    室蘭港には通船乗り場付近にごくわずか雁木があります。

    1. KON-chanさん

      コメントありがとうございます。
      雁木に限らず、地名の読みと意味は色々ありますが、札幌周辺のは大麻、麻生ともに亜麻に由来するようで、禁止薬物のそれとは違うようですね。

      また、北海道はアイヌ語由来の地名が多い為、全道で字が異なる場合もありますが、同じ読みをする地名もかなりありますね。

      札久留、サクルー、柵留とかチライベツとかチライとか。前者は夏の道の意、後者の魚のイトウの意味ですが、チライについてか道央、道南でもあり、真狩付近や長万部あたりもあったりしますので、昔はかなりのイトウが生息していたという事になりますね。

      アイヌ語地名の全てを知りたいとは思ってはいませんが、そのまま地名として移植してくれたお陰?で、大昔の情景を感じられますね。

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