数量限定という事でついつい酒屋で手にとってしまった、楯野川のベーシックレベルの1本。仕込みの時に使う水の量を減らしている様で、商品名にもあるように濃厚な味わいを楽しめる。
日本酒度は-8と甘めではあるけど、この手の酒は酸味も絡んでくるので、単純に日本酒度だけでは味わいを想像出来ない。ただ、本当に濃厚な味で、酒蔵でもロックやソーダ割などを想定して作っているとか。
その意味で最近買った酒の中では、異色さが際立つ1本ではあると思う。
九平次の標準である「山田錦 EAU DU DÉSIR」と基本的には同じ作り方らしい。違うのは米の区画と栽培スタイル(公式HPによる)だけとの事だけど、味は明確に違う。
どちらが旨いという話は好みもあるので何ともだけど、四合瓶で400円ほど違う価格を受け入れられるなら僕はこちらが好みと感じる。並んでいたら、普通の「山田錦 EAU DU DÉSIR」を買うけれども・・・。