日本海のウニ丼

岩内で食したウニ丼(赤白ウニ丼)

色の濃いウニがエゾバフンウニで、白っぽいのがキタムラサキウニである。一般的には実の赤いエゾバフンウニが希少性の為に高価であり、美味しいと言われている。値段の高いのはその通りだけど、味については確かに濃厚さはあるものの、甘み自体はキタムラサキウニの方が上と感じる場合もあり、最終的には好みというありふれた結論にたどり着く。

こうした事から、二種類のウニを味わえるようにと赤白ウニ丼なるものがメニューに存在するのだけど、昨年食べた白ウニ丼の方が個人的には好みかな。盛りが美しいという事もあるのだけどね。

今年は二色なので二つとも味わって食べてみたけど、やはり濃厚さは赤に軍配が上がるけど、甘さは白に軍配が上がった。結論としてはどちらも美味しいけど、日本海産のウニを一種類だけ選べと言われたら白を選ぶと思う。

理由は単純でバフンウニの場合は襟裳から道東界隈で多く水揚げされる(時期が違うけど)けど、白の場合は夏の日本海でしか食べられないからかな。ある意味で旬の味が白ことキタムラサキウニなのではないかな?と思ったりもする。

ただ、両方が選べる場合は、意地汚い僕は二色丼を選ぶ軟弱モノなのだが・・・。

2019に食べた白ウニ丼 ウニのサイズも違うので一概に言えないけど、このような盛りは美しいのだ。
寿都産 寿牡蠣

最近、寿都で水揚げされる牡蠣が人気である。寿都の頭文字を付け、寿牡蠣(ことぶきがき)の名称で人気になっているようだ。ウニ丼を頼んだのは岩内の寿司屋さんの事なのだが、牡蠣も手頃な価格だったので一緒に頼んでみた。

味は道東やオホーツクに負けず、濃厚でクリーミーさが本当に美味しい。旬な6月頃の筈なので、正に今が旬というタイミングであった。写真の牡蠣、レモンスライスの大きさで牡蠣の大きさも判ると思うけど、特大サイズである。

身も大きく、とても一口では食べきれない。その意味ではここまで大きくなくても良いとは思うけど、ある意味で見た目のインパクトさは必要な場合もあるので、これはこれで良いのだ。

豊盃 純米大吟醸 緑ななこ塗

時々立ち寄る小樽の酒屋では、好みの日本酒である豊盃を取り扱っているのが嬉しい。勿論、常時必ず在庫があるとは限らないのだけど、良いか悪いか豊盃ブランドは季節によって色々出してくるから、何かしらの銘柄が常にあるような気がする。

最近で気に入ったのは、「豊盃 純米酒 亀の尾 活性にごり生酒」という僅かに濁りの入ったもので、限定品故に居酒屋さんでも自宅でも飲みきって終わってしまった。

豊盃の名前を名乗っている以上、どの酒も一定の水準以上の味は間違いないのだけど、殆どが純米吟醸以上なので欠点と言えば少々高いという事だろうか。この為、一般向けにした「ん」というサブブランドもあるにはあるのだけど、こちらも人気があり尚且つ常に発売していないので入手はなかなか難しい。

消毒用アルコール

業務用として販売されているパワースキッシュ

コロナウイルスによる感染症のおかげで、マスクなどと共に品薄になっているのが消毒用のアルコールで、店頭からも通販でも商品が有ったとしても、転売もしくはプレミアム価格でとても買おうとは思えない額になっている事が殆どだ。

写真に写っているスプレー容器はパストレーゼ77と呼ばれる製品で、アルコール度数が77%と高い事と、食品メーカーが食品にも使えるような製品として販売されているので、家庭内の消毒でも安全性が高いと人気の商品だ(度数が高いので引火する危険性はあるけれども・・・)。

もっとも、店頭では狙って買うことは難しいだろうし、ネット上ではそれこそボッタクリと言える値段となっている事が殆どだ。

写真のパワースキッシュという商品は、この商品なら普通の価格で仕入れる事も出来るけど?と紹介され仕入れて貰ったものだ。パストレーゼ77と同じように、扱いは食品添加物となっていて厨房の消毒などにも使える優れもの。

アルコール分(エタノール)の表記は、67.9wt% というもの。でも、これは重量比で67.9%という事であり、通常の度数は容量比である vol% という単位ではない。エタノールの場合は 67.9wt%≒75vol%くらいのようなので、事実上はパストレーゼ77に匹敵する高アルコール度数という事になるようだ。

この製品が4.5Lで実売が税込みで3500円程度だったので、今の状況を考えると良い買い物が出来たと思っている。ただ、業務用なのでパストレーゼのように1000mlなどという詰め替え製品はなく、スプレーの詰め替え容器か、写真の4.5Lと展開が大雑把ではある。

割れない容器なので大丈夫だとは思うけど、これくらいの度数になると注意しなければいけないのが、引火する可能性があるということだ。まあ、必要以上に心配する必要もないとは思うけど、それなりの量があるとちょっとね。

ウィックロンのマスク

モンベルの速乾素材であるウィックロンを使ったマスク

コロナ禍の影響で不織布を使ったマスクの流通が厳しい中、アウトドアメーカーのモンベルが作成したウィックロン製のマスクがこれ。

同社が好きでたまらないとは言わないけど、ぼったくり価格としか思えないメーカーも多い中、実用にするには適切な価格の製品が多いと思っている。

ウィックロンは同社の速乾素材につけられたネーミングだけど、この素材は昔から愛用していて肌への感触は知っていた。こんな事もあり、抽選販売という製品を手にとった事もない段階でWebで申し込んだものがこれだ。

それなりに応募があったようで、抽選に落選したという話もあるけど、僕は何とか当選したことになるけど、当たれば儲けものレベルでしか考えていなかったから当たってラッキーと感じるくらいかな。

このウィックロンという素材、速乾素材であるので当然かもしれないけど、脱水しただけでもサラッとした感触がある。だから、これからの時期には有効な素材ではあるけれど、物理的な厚さがあるので本当の真夏はどうかしらとは思っている。

それでも、不織布のマスクがまた入手困難になる可能性も否定は出来ず、繰り返し使えるマスクが手元にあるというのは心強い。もっとも、最近の価格下落でそれなりの数、不織布マスクは確保したので暫くは困る事はなさそうだ。