行者ニンニク

ここまで処理するのが面倒だ。天然の山菜故仕方ないのだけどね。
上の量があっても、醤油漬けにするとこの程度にしかならない。

山菜に限らず、天然の素材を食べる場合は、下処理は避けて通れない。

行者ニンニクの場合は汚れ落としと袴外しだけど、この手の作業は得意というわけでもないので、写真の量を処理するには結構な時間を要した。

それでいて醤油漬けを作ると、大きめとはいえ保存瓶3本分にしかならないのだけど、市場でこの大きさの醤油漬けは決して安くはない。

但し、だからといって商売などは無理なので、恐らく完成品の末端価格はこれくらいかなと想像するレベルの話ではあるのだけれど。

 

 

3月の1本

豊盃 純米吟醸 花筏 酒米は華想いとのことだ。

3月の1本と書いているけど、色々買っているわけで何れが美味しいかは、やはり定番の答えである好みがあるので何れでもであろう。

いずれにしても、今回の3種類の日本酒については全てが青森である。どちらが良いかは好みもあるので何ともだけど、田酒については、やはり銘酒だと思う。前回書いたように絶対的な味では写真の純米大吟醸は上等な味であるけど、普及品である

田酒 純米大吟醸 二種 こちらも限定品なので、入手は難しい酒なのかもしれない。躊躇無く飲むけれども(笑)

ワクチン接種と田酒

田酒 純米大吟醸 秋田酒こまち

3回目のコロナワクチンを金曜日に接種した帰り、自宅からは結構な距離があるのだけど、何度か顔を出している酒屋に立ち寄ったところ、田酒の純米吟醸が置かれていた。

勿論、定価販売ではあるものの、流石に特別純米のような価格というわけにはいかず、税込みで2788円。

この銘柄の純米大吟醸なので旨い不味いでいえば、不味いわけがない。ただ、この銘柄についてはスタンダードである特別純米酒を僕は推すかな。

それだけ特別純米酒は、味と価格のバランスがずば抜けて良いと思うからだ。絶対的な味でいえば、今回の純米大吟醸は香りよし、酸味よし、旨味よしで美味しい酒は間違いないのだけどね。

その意味では豊盃のテーブル酒である「ん」の味も、以前話したことのある居酒屋さんで会った酒屋の店主達の評価もうなずける。普通種である「ん」の味に感心していたものなあ。

好みはあるにしても吟醸酒などはご馳走的な酒であり、不味いわけがない立ち位置だけど、普通種の味こそ酒蔵の実力が出るのかもしれないね。

今回の田酒も同様で買った純米大吟醸も素晴らしいけど、だからこそ特別純米酒が輝いて見える気がする。