流石にこれは価格も安くはないのだが、道産米を使っているという事が購買意欲をそそった。
味は好みもあるし、評論家の様に薀蓄を書く気も無い。ただの酒好きおじさんなだけなのでね。
それでも鍋島という銘柄の純大で、不味い訳はない。問題は入手しづらいという事だろうね。
流石にこれは価格も安くはないのだが、道産米を使っているという事が購買意欲をそそった。
味は好みもあるし、評論家の様に薀蓄を書く気も無い。ただの酒好きおじさんなだけなのでね。
それでも鍋島という銘柄の純大で、不味い訳はない。問題は入手しづらいという事だろうね。
例えば大吟醸は50%以上の米を削って醸造した吟醸酒の事なのだけど、この削って残った割合を精米歩合という。日本酒の場合、上等な酒はある程度の精米歩合となっている事が多いものの、数値が低ければ美味しいというわけではない。
正確に言えば精米歩合と自分が好むか好まないかは、比例はしないという事だ。それでも同じ銘柄というか同じ酒蔵で同じ品種の米を使っているのであれば、精米歩合が高まればキレが増し、雑味は減っていくとは思うのだけど、最終的には各自の好みというか嗜好の問題ではあると思う。
それでも今回掲載した2本の酒は、自分的には買っても間違いはないと感じている。特に豊盃の純米大吟醸レインボーラベルは正月用に毎年買っているけど、旨味と酸味のバランスが取れている銘酒だと思う。
但し、この豊盃は安くは無い(つくりを考えると、これも謝恩価格ではあるのかもしれないけれども)ので、その意味では最初に紹介した宮寒梅の29福は破格値であると思う。
コスパが非常に良いと思っている獺祭にしても、通常の39%で2640円なので、精米歩合29%で2200円という価格は酒米の差があるとしても、とんでもなく安い。
北海道の酒造最適米である「きたしずく」を使った鍋島。もともと辛口的な味わいがある銘柄で、今回の純吟も自分の好みではあるけど、常飲というか入手性がなあ。