楯野川 純米大吟醸 源流ひやおろし

楯野川 源流ひやおろし

「ひやおろし」と称しているかはともかくとして、今シーズン二本目のひやおろし。一本目は豊盃の月秋でこれは個人的に気に入った1本だけど、既に売り切れとなっていた。

写真のこれは、山形県酒田市の楯野川銘柄のひやおろし。この醸造所は純米大吟醸しか醸していない。価格は石高がそれなりにある為か、(純大としては)比較的手頃な価格帯のお酒を出していると思う。

今回のひやおろしについては一夏越しただけの事はあり、まろやかさが特徴だけど純米大吟醸の中では辛口だと感じる。日本酒度は+1と大したことはないけれど、酸味も抑え気味な為か結果的には辛口なれど、旨味とまろやかさのバランスを併せ持つ。

好き嫌いで言えば、掲載するくらいなのだから好きな味です。まあ、楯野川については全般的に好きな傾向のお酒を醸し出してくれているので、ハズレが少ないと感じる。

そういえば Foo Fighters とのコラボである日本酒も、この楯の川酒造の製造だね。高額な為、まだ市場では出回っているけど、銀の方は何本か買い求めた。価格の味がするかどうかは難しいところだけど、買う価値はあると僕は思う。

次回はちょっとミーハーではあるけど、もう1度だけ銀を買おうかなと思っている。

 

秋の味覚

まだ未成熟卵故、値段は何とか買おうと思えるかな。

秋鮭よりもカラフトマスの魚卵が好みなのだが、写真のそれは秋鮭のものである。まだ、シーズン走りなので、卵自体が未成熟だけど、高騰している最近では走りの頃が買いやすいとは思っている。

週末グルメ

道産もちきび 旨味という点では、トウモロコシの中で一番美味しいと感じる。

写真のそれは意図的にグロな色合いを仕入れてきた。黄色一色、紫一色の他にこうした混色のものがあるけど、味は同じだと思う。クロスバンダム種や八列トウモロコシなど、古い品種ばかり好んでいる僕だけど、これが一番美味しいと感じる。

現在の品種みたいな甘さは皆無だけど、僕は今の品種の甘さがどうしても好きになれない。それより、旨味のあるこうした品種を、強めに塩を効かせて茹でるのがいい。その意味では自宅で茹でるより、茹で方を知っている八百屋さんで買うのが間違いはない。もっとも、売っている店はとても限られているだろう。

特に茹でて売っている店は本当に少ないと思う。

某所で仕入れた仙鳳趾の牡蠣 10個入りで580円

仙鳳趾の牡蠣は現地の直売で、一番小さなものが1個50円くらいが相場である。勿論、鮮度は現地にかなうわけはないのだけど、某所で時々10個で600円前後で売られている。

勿論、生食は可能なもので夏場については身が痩せている個体もあるけど、価格を考えると上等な味なのだ。

青森 西田酒造 田酒 特別純米酒 田酒のスタンダードである

こうした有名処のお酒はプレミアム価格で売られている場合も多い。
しかし、やはり日本酒は定価で買うべきものである。

田酒の純米は一番スタンダードながら、ヘタな吟醸酒よりも完成度は上だと僕は思っている。定価が上のそれなのでコスパはとても良い。

但し、入手が難しいのが難点と言えば難点ではある。ましてやコロナ渦でかなりのお酒が入手しやすくなっている今でも、コンスタントには買えないのが田酒という銘柄である(まあ、石高が少ないにも関わらず、有名という事もあるのかもしれない)。