冬の積丹にて

清寿司支店 おまかせ握り

魚の焼き物でソウハチが好きな僕だけど、売られているソウハチで美味しいと感じる事は少ない。美味しいソウハチはある程度の大きさと、塩加減と干し加減で味が決まってしまう。

年末から年始の静内沖、早春の白糠沖あたりの大型のものが一級品だろうけど、それ以下であっても、25cmくらいからの型物は脂がのっていて美味しい。逆に小型のものは脂が少なく、身離れも悪いので今ひとつだと思う。

そんなソウハチだけど、最近安定して美味しいと感じるのが岩内で売られている。細かな事を言えば、もう少し甘くても(塩が少なくても)良いかなと思うけど、朝食に食べるのであれば今のところ道央圏では一番好きかも。

そんな仕入れのついでに立ち寄るのが、岩内のお寿司やさんで基本的に地元産のネタが美味しい。わさびの強さも好みで、時々ツンと頭に響くのが嬉しい。

面白いのが最近は冬でも地元産のウニが食べられる事で、神恵内や岩内で養殖を試みているようだ。季節が違うので食べ比べはできないけど、そのレベルは高いと思う。ただ、買うと結構な値段だと聞くけれども。

年越し(て暫くした後の)蕎麦

普段は”十割せいろ”なのだが、今日はニシン蕎麦を。

大晦日に自宅で蕎麦を食べるという家庭が多いのだろうけど、蕎麦とはいえ、夕食にこんな炭水化物を食べるわけにはいかない。買い出しもあったので、実は大晦日の昼食時にいきつけのおそば屋さんを訪れたけど、年末年始は普段の客だけではなく、観光客も多く訪れる様でとんでもない行列になっていた。 “年越し(て暫くした後の)蕎麦” の続きを読む