青ツブ

青つぶ(ヒメエゾボラ)の煮付け

昔は青ツブの事を単にツブと呼び、刺身で食べるツブは昔はバイ貝と呼んでいた。ただ、刺身の素材としてツブが一般的になってきた為、それを単にツブ(正式にはエゾボラ、売り場では真ツブとの表記が多い)と呼び、小型で焼いたり煮たりするツブ(ヒメエゾボラ)は青ツブと呼ぶようになった気がする。

この他に市場ではトウダイツブが売られており、これはアブラの除去が不要だ。反対に真ツブや青ツブはアブラ(毒であり、唾液腺のこと)の除去が必要であり、特に青ツブは提供される時は複数個が一人前である事が多く、手間を考えると一番面倒なツブだと思う。

釧路の某店では青ツブ焼きのみ(ラーメンもあるにはあるが)を商品として提供しており、有名なものだけど、昔の親父さんが引退した後は味が変わった感がある。暫く訪れていないので戻っているのかもしれないけど、最近、行きつけの居酒屋さんでお通しとして出してくれる青ツブの煮付けは、往年のこの店の味を思い出す。

尚、釧路の某店ではツブ焼きとメニューにあるけど、実態は煮付けそのものである。煮付けまでが下ごしらえで、最後に焼いて香りを出すという感じだ。

ギョウジャニンニクを食す

いきつけの居酒屋さんで、ラム肉と一緒に塩胡椒で炒めて貰ったもの。個人的にはジンギスカンよりシンプルで好きだ。

ギョウジャニンニクは醤油漬けでじっくり楽しむのが好きだけど、生のそれが入手できるこの時期は、色々楽しんだりしている。

上の写真は居酒屋さんに生のギョウジャニンニクを持ち込み、ラム肉と一緒に炒めて貰ったもの。味付けは塩胡椒でかなりシンプルだけど、ラム肉特有の臭いもギョウジャニンニクの方が臭いだろうな。

一昨年の退院後、この手の食べ物は一度も食べていないのだが、お手軽にギョウジャニンニクを食べるには安楽

安楽な食べ方の一つがカップラーメンに生のギョウジャニンニクを入れ、熱湯を注ぐというもの。今思えば、もっとどっさり入れれば良かったかもしれない。フィールドでは袋入りのインスタントラーメンを使う人も多いようだ。

ギョウジャニンニクをたっぷり食べたいなら、袋入りラーメンの方が火力が違うので安心かもしれないね。

最近の日本酒各種

個人的には美山錦が好み

飲み過ぎると太りそうなので程々にしているけど、最近は本当に美味しい日本酒が多くて楽しいと思う。

そんな中で上の写真の田酒(でんしゅ)は、限定の記念醸造品らしい。らしいというのは、常時飲めない酒の知識はあまり意味が無いというか興味がないけど、味は気になって全て頂いたけど、個人的には右隅にある美山錦を使ったものが好みだった。

豊盃 純米しぼりたて生酒 旨味と酸味のバランスが好みだ

最近、市場でも人気らしい豊盃は確かに入手しにくい酒で、プレミアム価格で売られている事もみかける。既にない蒸留所のモルトなどはプレミアム価格も致し方ないと思うけど、こうしたお酒の場合は定価で買うべき。

特にこうしたお酒は保管に非常にシビアで、直射日光の有無や保管温度で味が変わってしまう。

常連となっている居酒屋さん曰く、定価で売るようなお店じゃないと、保管も信用出来ないとか。

確かにそうかもしれないね。