ひこま豚と大沼ビール

インディア・ペールエール

僕はビールは普段殆ど飲むことはないのだけど、旅でご当地のビールを味わう事は結構多かったりする。

ビールを飲まないのは糖質が多いという事もあるけど、腹が膨れるという単純な理由だ。でも、エールタイプのビールは香りが良く、今回のようなIPAは度数も高いので結構好きで最近では数少ないビールを飲む機会にはエールが殆どかもしれない。

このエールは量産している製品は比較的リーズナブルだけど、この手のご当地ビールは薄利多売では商売にならないので、350ml缶で500円くらいのプライスだ。

安くはないけど飲みに出て生ビールを頼むと似たような値段なので、商売としては妥当な価格かなとは思っている。今回の大沼ビールで他の種類は飲んだことがないのでなんとも言えないけど、このエールは自分的には好みでリピートもアリかな。

ひこま豚 肩ロース

ひこま豚は札幌でもアンテナショップが清田区にあるので、食べた事がある人も多いかもしれない。大沼ビールと同様に道南のご当地豚であり、味も上等で今回の様な野営で焼くには結構お勧めだったりする。

野営ではラム肉(ジンギスカン)や牛肉という選択肢もあるけれど、僕は結構、豚を選ぶ事が多かったりする。

単純に豚肉が好きという事もあるのだとは思う。ちなみに何の肉が食べたいか?と聞かれた場合、気分や料理によっても選択は違うと思うけど、僕は猪(イノシシ)が食べたいと答えるかな。結局、この手の旨味が好きなんだろうと思う。

 

日本海のウニ丼

岩内で食したウニ丼(赤白ウニ丼)

色の濃いウニがエゾバフンウニで、白っぽいのがキタムラサキウニである。一般的には実の赤いエゾバフンウニが希少性の為に高価であり、美味しいと言われている。値段の高いのはその通りだけど、味については確かに濃厚さはあるものの、甘み自体はキタムラサキウニの方が上と感じる場合もあり、最終的には好みというありふれた結論にたどり着く。

こうした事から、二種類のウニを味わえるようにと赤白ウニ丼なるものがメニューに存在するのだけど、昨年食べた白ウニ丼の方が個人的には好みかな。盛りが美しいという事もあるのだけどね。

今年は二色なので二つとも味わって食べてみたけど、やはり濃厚さは赤に軍配が上がるけど、甘さは白に軍配が上がった。結論としてはどちらも美味しいけど、日本海産のウニを一種類だけ選べと言われたら白を選ぶと思う。

理由は単純でバフンウニの場合は襟裳から道東界隈で多く水揚げされる(時期が違うけど)けど、白の場合は夏の日本海でしか食べられないからかな。ある意味で旬の味が白ことキタムラサキウニなのではないかな?と思ったりもする。

ただ、両方が選べる場合は、意地汚い僕は二色丼を選ぶ軟弱モノなのだが・・・。

2019に食べた白ウニ丼 ウニのサイズも違うので一概に言えないけど、このような盛りは美しいのだ。
寿都産 寿牡蠣

最近、寿都で水揚げされる牡蠣が人気である。寿都の頭文字を付け、寿牡蠣(ことぶきがき)の名称で人気になっているようだ。ウニ丼を頼んだのは岩内の寿司屋さんの事なのだが、牡蠣も手頃な価格だったので一緒に頼んでみた。

味は道東やオホーツクに負けず、濃厚でクリーミーさが本当に美味しい。旬な6月頃の筈なので、正に今が旬というタイミングであった。写真の牡蠣、レモンスライスの大きさで牡蠣の大きさも判ると思うけど、特大サイズである。

身も大きく、とても一口では食べきれない。その意味ではここまで大きくなくても良いとは思うけど、ある意味で見た目のインパクトさは必要な場合もあるので、これはこれで良いのだ。

豊盃 純米大吟醸 緑ななこ塗

時々立ち寄る小樽の酒屋では、好みの日本酒である豊盃を取り扱っているのが嬉しい。勿論、常時必ず在庫があるとは限らないのだけど、良いか悪いか豊盃ブランドは季節によって色々出してくるから、何かしらの銘柄が常にあるような気がする。

最近で気に入ったのは、「豊盃 純米酒 亀の尾 活性にごり生酒」という僅かに濁りの入ったもので、限定品故に居酒屋さんでも自宅でも飲みきって終わってしまった。

豊盃の名前を名乗っている以上、どの酒も一定の水準以上の味は間違いないのだけど、殆どが純米吟醸以上なので欠点と言えば少々高いという事だろうか。この為、一般向けにした「ん」というサブブランドもあるにはあるのだけど、こちらも人気があり尚且つ常に発売していないので入手はなかなか難しい。

ラッキーエビス

小瓶のラッキーエビス

都市伝説と言われる事もあるラッキーエビスだけど、伝説ではなく、数百本に1本と言われる確率で出荷されているようだ。

もっとも、当たったから何?というレベルでもあるのだけど、話のネタにはなるとは思っている。

ちなみにラッキーエビスというのは、恵比寿様の魚籠に魚が入っている絵になっているもので、通常の恵比寿様は左脇に魚を抱えているだけの絵がラベルに描かれているものだ。

ちなみに昔からヱビスビールの味は好みであり、何処でも入手出来るという意味では今でも僕の標準だ。もっとも、ビールは滅多に飲まないんだけどね。