夏の味覚

岩内産キタムラサキウニ

ご多分に漏れず大抵の海産物も高騰しているのだけど、写真のウニも然り。

もっとも、恐らくは1番高価であろう札幌市内や小樽などで食べた方が移動費を考えると、むしろ安上がりなのかもしれない。

とはいえ、やはり産地で地産を食べるのが美味しいし、丼にした場合は白米なのか酢飯なのかと好みもあるので、僕の場合は毎年岩内でという感じだ。

昔は白赤(キタムラサキウニとエゾバフンウニ)を選べたけど、最近は赤が高価で仕入れていない様だ。

ちなみに赤白は赤の方が濃厚さはあるけど、最終的には好みだ。甘さに関しては白の方が甘いので高い=美味しいという図式ではない。

ただ、赤ウニについては今でも襟裳で食べた春ウニの味が忘れられないし、自分の人生で最高に美味しかったと思う。

夏の蕎麦

一年ぶりの冷やかけ鰊

いつもの小樽にある蕎麦屋さん。普段は酒と一品をつまみ、最後に十割のせいろを楽しむという感じなのだが、流石に夏になると十割はメニューから外れる。

輸入したそば粉を使えば夏でも十割でも香り良い美味しい蕎麦が打てると思うけど、道内産にこだわっているので秋までのお預けである。

代わりに夏に出てくる季節限定メニューが、冷やかけ鰊蕎麦。

更科の細麺なので温かい鰊蕎麦よりも、こちらの方が麺のコシを最後まで味わえるような気がする。

丸一という屋号

丸一の本家がここらしい

丸一という屋号の出会いは、鹿児島を旅していた時の事だ。本物の黒豚をトンカツで食べたいと、天文館で入った店が丸一であった。

その後、蒲田で偶然入った店が蒲田の丸一である。屋号が同じだったので気になって調べたところ、大森の丸一から暖簾分けをしたらしい。

屋号が違っても多くの職人を輩出しているようで、本店であり老舗であるらしい。

今回は目論見では蒲田の丸一へ行く予定だったのだけど、月曜は定休日だったので少し足を伸ばして大森の本家を訪れた次第。

トンカツも美味しいが、追加のエビフライもなかなかのもの。

何処が美味しいかという比較は意味がないので書かないけど、個人的に訪れた満足度は高い。