岩内にて
小樽産のバフンウニが壊滅的だという報道がされていたけど、小樽産というのが何処の範囲なのかなど詳細はわからずであり、今後の観光シーズンにどうなるのかも不透明。
ただ、こんな事を書くと叱られるかもしれないけれど、現在の積丹産ウニはとにかく高価だ。キタムラサキウニであっても、数年前のバフンウニ並の価格になっている。特にコロナ後の需要が高まっているので、仕方がないのかもしれないけれどそれにしてもなあ。
僕は未だに現地で味わった事はないのだけど、利尻のウニなどは恐らくは非常に美味しいのだろうな考えている。現地で味わったウニで美味しいと感じているのは日高などの太平洋岸のウニ。具体的にはえりも岬周辺、更に東の火散布付近のバフンウニ。
共通しているのは昆布の名産であるという事で、結局のところ昆布を食べているウニは美味しいという事だ。
積丹については細目昆布を餌にしていると言われているのだけど、磯焼けもあるようなので場所によっては食べてから結構がっかりした事もあるので、手放しでおすすめとはいえないのだけど、それでも年に一度の味わいは良いのかなとは思っている。
オオズワイガニ
大きくなるズワイガニなので、オオズワイガニという名前らしいけれど、北海道の市場に出ているのは小型のモノが多い。
その中でも特に雌については小さい蟹が多いので、食べる場合は結構面倒な代物だ。
そんな写真のオオズワイガニは、写真のそれがほぼ完成品という、細くて面倒な脚の身も含め、甲羅に全て凝縮されている状態で出されたもの。
剥いて食べるのが好きな人も居るだろうけど、個人的には面倒で写真のそれが望ましい。但し、この蟹も時価であろうから、ちょっと恐ろしいんだけども。