釧路に12年ぶりに旧友が訪れるとの話を聞き、コロナも終息はしていないものの感染者が減っているこのタイミングなら動いても大丈夫かなと、釧路と帯広を訪れた。
時期が時期だけに観光客も少なく、宿もガラガラの様相ではあったけど、少しづつ良い方向には向かっている様だ。ただ、道東地方については赤潮の影響で底物はかなりの影響を受けているようで、ウニやつぶ貝は深刻な被害だと聞く。
鮭については10月から少し良化したようだけど、魚卵の価格も高騰したままなので若い頃にあったグラム200円を切るような価格が今では信じられない。
老者舞と書いてオシャマップと読む難読地名の集落だけど、この隣にあるのが知方学というこれまた普通では読めない地名が連続している地だ。ちなみに知方学はチポマナイ、チホマナイ、チッポマナイなど若干の発音違いの読みがあるので難しい。
それはともかく、老者舞については仙鳳趾牡蠣の直売所がある。仙鳳趾の漁港に数軒ある直売所だけど、僕は何故か老者舞の伊畑漁業部さんを訪れてしまう。それは老者舞という地名と立地に惹かれているからなのかもしれない。
また、価格も非常に良心的・・・。というか、破格値だと思う。厚岸の漁協などでも牡蠣は直売されているけど、老者舞の牡蠣を知ってから、厚岸産を買う事は少なくなってしまった。
また、厚岸と異なり外洋で育てている為、殻の大きさに比べ、身が太っている。味は好みかもしれないけど、個人的には仙鳳趾産が好きかな。