コロナウイルス感染が落ち着くのは大歓迎なれど、こうした日本酒が潤沢に並んでいるのは最後になるのかもしれないね。
全国的に酒提供自粛の様相になると、人気の酒であっても蔵元に在庫がだぶついている状況になっているらしい。コロナ渦前も豊盃は買えたけど、運が悪いと売り切れという事もあったけど、ここ暫くは潤沢に売っている事が殆どだ。
それはともかく、この豊盃もレギュラーの純米吟醸と殆ど価格は変わらない。山田錦を使っているとの事だけど、山田錦は酒米として価格はやはり高いそうで、名前の由来となった豊盃米や華想い米に比べ価格は高いそうだ。
それでも同じような価格設定を行っているのは、こうした時代(コロナ渦)なので安く市場に出そうという考えらしい。同じような価格設定は尾瀬の雪どけでも同様で純米吟醸の価格で純米大吟醸が買える様なものだ。
消費者としては有り難いけれど、酒が売れないというのも酒飲みとしては心が痛む。何とかコロナ渦を乗り切って、これからも美味しい酒を出荷して欲しいものだね。