最近の銘柄二種

楯野川 清流 楯野川の入門編というかスタンダードな1本らしい
醸し人九平次 協田(きょうでん)

楯野川 清流についてはリーズナブルな価格(税抜1400円)も魅力だけど、純米大吟醸の魅力は十分にあると思う。ただ、この手の酒で言える共通の悩みが入手性があまり良くないということ。

入手性という意味では九平次も同様で、リーズナブルな価格帯のものは入荷すると無くなるのも早いようだ。写真の協田くらいになると一人で何本も買うというのは、ちょっと躊躇してしまう価格ではある。

楯野川は全て純米大吟醸、九平次も事実上は純米大吟醸しか発売していないのでリーズナブルと言っても、それなりに高価ではあるのだけど、コロナ禍の影響でまずプレミアム価格となる事はないのだけはありがたい。

逆に蔵元では日本酒がだぶつき、出荷の価格を抑えている銘柄も多い様だ。家飲みでも買えるような価格にしているという事だけど、コロナ禍が続くと日本酒の世界でもビジネスモデルが変わってくる可能性もあるわけで、個人的にはありがたいけれど、蔵元がこれからも存続するというのが前提なので、安く入手出来てありがたいと単純には喜べないのだ。