生ちらし二種

生ちらし その1

港町を訪れると、多少値段が高いとしても、寿司屋へ「生ちらし」を食べに行くことが多い。希に海鮮丼を食べる事もあるけれど、基本的に白米の上に刺身は合わないと感じているので、酢飯を使う寿司屋さんがマストとなる。

生ちらし その二

お店的には、生ちらしよりも握りの方が腕の見せどころという部分があるのかもしれないけど、昼食では生ちらしが殆どだ。ネタとシャリの違いは店によって違うけど、盛り付けの違いも個性が出て面白い。

二種類の写真は、同じ町で違うお店の生ちらし二種。仕入れは基本的に同じだろうけど、力を入れているネタも多少異なり、味の方向も違うから面白い。

鮑などは、下の方が味わい深かった。産地が同じなら、味は同じようなものだと考えてしまいがちだけど、こうした食材は、包丁の入れ方や塩洗いなどで全く味わいも異なる。

元々、鮑は煮た方が寿司には合うんじゃないのかと考えている人間だけど、これは美味しいなと感じたからね。

さて、これらの写真は何処の何という店なのか?という事だけど、場所は共に岩内町だ。店の名前は独り言に書いても意味はないので、書かない事にする。写真とネット情報を調べれば判るだろうし。