新蕎麦の季節

小樽 荒又 せいろ 数年ぶりに大もりを頼んだような気がする。そろそろ十割が出てくるかな。

実りの秋というか既に初冬といえる時期だけど、新米と同じく蕎麦もこの時期の新蕎麦は香りが漂うご馳走だと思う。

これはオマケではあるけど、味わい深い。キノコ鍋で市販品もあるけど、先日進呈したナラタケとエノキタケも使われている。
小樽 藪半 たこの天ぷら
小樽 藪半 地物粉せいろ

お盆でも蕎麦

タコ天
地元粉 せいろ

荒又さんの冷やかけ鰊を考えていたのだけど、何故かタコ天を食べたくなり急遽、藪半さんへ。

荒又さんの開店に合わせて小樽に向かったので、藪半さん到着時は9組目の並び。

蕎麦はどちらも美味しいのだけど、酒の肴は藪半さんだなあ。

蕎麦を食べる

鰊煮
道内産蕎麦による十割蕎麦

偶然入った蕎麦屋が気に入り、機会があるごとに訪れるようになった。

グラス1杯の日本酒と鰊煮や板カマなどを楽しみ、最後にせいろ(モリ)を食べる。

この蕎麦は僕にとっては美味しい蕎麦だけど、究極的には食は好みだと思う。だから、僕が美味しいと感じても他人の評価は違うとは思う。

それでも最近は常連さん以外に、一見の客も増え、「美味しい」という声が聞こえる様になってきた気がする。そうした味の評価はお店が一番嬉しい事だろうけど、美味しいと感じている自分にとっても嬉しいものだ。

自分と同じ価値観なんだなという部分が、なんとも心地よいのだろうね。