「豊盃」 純米吟醸 月秋(弘前 三浦酒造)と「尾瀬の雪どけ」 純米大吟醸 ひやおろし(群馬 龍神酒造)を仕入れてきた。
前者はおなじみ豊盃の秋バージョンであり、後者は夏吟につづきコロナ禍の応援価格のようで、純米大吟醸かつ4合瓶のみ磨き39%であるのに破格の1980円(ちなみに一升瓶は48%である)。一般的な純米大吟醸は3000円を超える価格帯が多いので確かにお買い得といえる。
ちなみに豊盃の月秋は純米吟醸で2000円くらいなので、コスパについては尾瀬のゆきどけに軍配が上がる。でも単純に削った方が美味しいというわけではないので結局は好みの差でしかない。
同じ銘柄の場合、確かに純米大吟醸の方が雑味が少ない味だと感じるけど、それが全てではないから、同じ酒蔵でも一番安い酒が好きという場合もあり得る。
豊盃で言えば、三浦酒造から普通純米酒で「ん」という銘柄のお酒を出しているけど、豊盃よりこちらを好む人も実際にいるからね(ちなみにこの評価は、いきつけの居酒屋さんを訪れていた酒店の店主達である)。