九平次うすにごり

醸し人 九平次 うすにごり この時期の限定である

ひな祭り前後に発売される限定酒。名古屋の萬乗醸造 「醸し人九平次」銘柄の「うすにごり」。

美味しいかどうかは好みもあるけれど、個人的には外せない1本となっている。

予約分しか作らない酒なので、欲しいと思っても買えないのだけど、結局は販売店次第だとは思う。

僕が予約を入れた店は大抵の場合、輸送中の瓶割れなども考え、かなり多めに発注するらしく、運良く余った場合は店頭に並んでいる事もあった。

とはいえ、基本的には予約がない場合は来年なんだろうな。

黒田庄に生まれて

2022年ビンテージ 黒田庄に生まれて

久しぶりに飲んだ「醸し人 九平次 黒田庄に生まれて」。通常の山田錦の純大と製法は同じなれど、米の生産場所、ワインで言えばテノワールにこだわった1本という事になるのだろうか、

価格差がそれなりにあるので、その差に価値を見いだせなければ普通の純大で十分だし、テノワールに拘っても、飲んだ人にとって美味しいと感じるかは別問題だと思う。

結局はその差の価値を感じるかだけど、日本語の世界で今後はどうなのかは興味深い。

醸し人九平次 別誂(べつあつらえ)と豊盃

醸し人九平次 別誂

同銘柄のフラッグシップであった1本。現在では「彼の岸」という銘柄が新しいフラッグシップとしてリリースされているけど、非常に高価且つ入手性は良くないので、ちょっと奮発すれば買えるという意味で別誂はありがたい。

ちょっとした居酒屋さんで飲み食いした勘定くらいの価格だけど、香り良し、旨味良し、酸味良しでバランスが非常に良い。レギュラー品の九平次も美味しいと感じるけど、流石に一段上の域にあると思う。

この九平次についてはどの銘柄も好みの味ではあるのだけど、何よりも道央圏でも数店は代理店があるという事で入手性が良いのが嬉しい。基本的に純米大吟醸しか造っていない為、ある程度の価格帯ではあるけど品質を考えると納得出来る。

豊盃 純米大吟醸生 レインボーラベル(左)と、にごり生酒

おなじみの豊盃は冬場に生酒を多くリリースする中で、味の好みは置いておいて季節限定のレインボーラベルは精米歩合39%という1本。この酒は年末ギリギリのタイミングで発売される正月用の酒だ。

にごり生酒も冬の限定品ではあるけど、豊盃銘柄の酒は本当にどれもこれもが好みの味で、にごり生酒については5本ほど購入してしまった。

にごり酒については多くの酒屋で冬だけの限定品なので、有るときに飲むというのが基本。流石に酒屋に並んでいるのを全て買い切る様な下品な事はしないけど、飲みきった後で店にあれば、二本リミットで買い求める。

そういえば九平次のにごりも予約を入れているので、3月頃が楽しみだね。