マスノスケ

マスノスケ(キングサーモン)

かなりレアな食材というか、ハラスなら売っている事があるけれど、マスノスケの頭を格安に売っていたので試しに買ってみた。

白鮭より一回り以上の大きさがあるマスノスケなので、比例して頭も大きく、所謂カマとよばれる部位の肉も多い。

巷のサーモン人気は脂がのっているという事だと理解するけど、マスノスケも天然養殖を問わず、脂のノリは多い魚だ。最近では養殖物も多く、これらは生き餌を使わない事からアニサキスの心配もなく、生で食べられるフィレも売られていたりする。

でも、昔からサーモン系の刺身は僕は苦手な方で、寿司のサーモンなどは苦手だ。美味しいという人の方が圧倒的に多いけど、苦手なものは苦手というしかない。

勿論、天然ものでも同様なので、これらの食材は焼くかフライにするかに限るのだけど、マスノスケの場合は脂があるのでフライよりは、塩を強めにきかせた塩焼きが自分では一番かな。

ちなみに写真のこれは養殖物だと考えていたけど、持ち込んだお店の見立てでは天然物じゃないかなとの事だ。

養殖物の場合、ヒラメやタカノハの様に腹の一部に厚生部質由来の黒いブチが出ているらしい。本当のところは判らないけどね。

秋の酒 二種

豊盃 純米吟醸 月秋と尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ひやおろし

「豊盃」 純米吟醸 月秋(弘前 三浦酒造)と「尾瀬の雪どけ」 純米大吟醸 ひやおろし(群馬 龍神酒造)を仕入れてきた。

前者はおなじみ豊盃の秋バージョンであり、後者は夏吟につづきコロナ禍の応援価格のようで、純米大吟醸かつ4合瓶のみ磨き39%であるのに破格の1980円(ちなみに一升瓶は48%である)。一般的な純米大吟醸は3000円を超える価格帯が多いので確かにお買い得といえる。

ちなみに豊盃の月秋は純米吟醸で2000円くらいなので、コスパについては尾瀬のゆきどけに軍配が上がる。でも単純に削った方が美味しいというわけではないので結局は好みの差でしかない。

同じ銘柄の場合、確かに純米大吟醸の方が雑味が少ない味だと感じるけど、それが全てではないから、同じ酒蔵でも一番安い酒が好きという場合もあり得る。

豊盃で言えば、三浦酒造から普通純米酒で「ん」という銘柄のお酒を出しているけど、豊盃よりこちらを好む人も実際にいるからね(ちなみにこの評価は、いきつけの居酒屋さんを訪れていた酒店の店主達である)。

Clarks Nature シリーズ

Clarks Nature 3

昔の日本人に多いとされている幅広甲高の足を持つ僕は、なかなか合う靴が見つからない。デザインは気に入っても、足が靴に合わないことが多く、必然的に買う靴も限られてくる。

その中でもプライベート用で何度もリピートしているのが、ClarksのNatureシリーズでNature2がこれまで三回、Nature3が二回と五回もこの靴ばかりを指名買いしている。

それなりの値段はする靴だけど、修理は基本的にできないので靴底がダメになったら買い換えが必要になる。特にNature3は靴底の耐久性は2よりも劣ると思う。

それでも、僕のような人間にとって、このシリーズは本当に有り難いと思う。それ故、廃盤になったらどうしたものかと考えてしまうので、買い占めはしないけど、予備のNatureを買ってしまうことが過去にも何度かあった。

現在は常用しているのがNature2で、写真は予備のNature3。でも、Nature2の方は春に下ろしたばなりなので、Nature3は下駄箱の肥やしかな。本当は交互に履いた方が靴も傷まないんだけどね。