醸し人九平次 うすにごり

真ん中の3本が、九平次うすにごり 年に1度造られる限定酒

来週末には入手出来るかなと考えていた「九平次うすにごり」が、土曜日(2/26)の時点で入荷していた事が判明したのは、豊盃のスタンダード品である純米吟醸を精算した後のこと。

完全予約品の為、日を改めて引き取るという事も可能は可能なのだけど、それはそれで面倒なので予約していた本数を含めて引き取りを行った。

この「うすにごり」は年末近くである11月くらいに予約を開始し、出荷されるのは翌年2月中旬くらいからで、実際にはひな祭りくらいが入手タイミングになる。昨年もひな祭り少し前であったけど、今年については1週間ほど出荷が早まったようだ。

ちなみに僕は、どろどろしているというか所謂ドブロクを好むわけではない。でも、”おりがらみ””うすにごり”など、僅かに白濁しているような酒は結構好んで飲んでいる。勿論、銘柄によって味は違うので、濁っていれば良いということは決してないけれど、写真一番左の「豊盃 純大 生おりがらみ」がまだストックしているくらいは好きだ。

ちなみに豊盃といえば、この時期は「亀の尾うすにごり」が出てくる筈なのだけど、どうも今年は生産されないらしい。ちょっと残念ではあるけれど、今年の「九平次うすにごり」は昨年よりも好みの味なので、じっくり楽しもうと思っている。

昨年よりも酸味が増している様な気がする・・が、現時点で比べられないので気のせいかも。でも、好みの味であるのは間違いない。

胃カメラというもの

そこそこの歳になると会社の健診で胃の項目が追加され、バリウム検査が長年続いていたのだけれど、最近は胃カメラ検査も選択出来る様になったのは嬉しい限りだ。

理由は単純でバリウム検査を受けるくらいなら、最初から胃カメラを飲んだ方が楽だという事につきる。特に最近は鎮静剤を用いる検査も普及しているので、寝ている間に検査が終わってしまうもの。

ただ、(僕の勤め先)での健診で、胃カメラ検査を受ける場合の鎮静剤(麻酔)は自腹である。保険外なので値段は微妙だけど、今回の健診では2000円也。昨年は違うクリニックで1000円くらいだったと思うので、まあ高くても数千円なんだろうと思う。

胃カメラというと苦しいというイメージがあり、実際に僕も大昔に受診した時は2度とやりたくないと考えていた検査だったけど、鎮静剤での検査を経験してからは多少の出費があっても、胃カメラ検査一択しか考えられない。

不味いバリウムを飲まなくても良いし、バリウムは検査後に結構腹が重たい時間が続くこと(個人差はあるんだろうけどね)。大体にしてバリウム検査は胃に問題がなくても、陰が写る場合も多いようで、再検査の胃カメラで問題なしというケースもかなり多い様だ。

その意味では鎮静剤はともかくとしても、最初から胃カメラを飲んだ方が手っ取り早いのだ。特に性能の良い経口カメラを使えるので、選べるのであれば僕は鎮静剤+経口の胃カメラを選択する。

ちなみに鼻から入れる胃カメラも、検査の苦しさという点ではかなり楽のようで、僕も最初はこれを選ぼうと思ったこともある。ただ、鼻の粘膜から出血するリスクも結構あるらしく、抗血小板薬を飲んでいる僕にとっては避けた方が良いのかなと思ったことと、何だかんだ言っても比較すると経口用の胃カメラの方が高性能だそうだ。

まあ、設備にもよるのだろうし、素人なので良い悪いは言えないけど、バリウムと胃カメラのどちらをと考えているなら胃カメラの方が楽ですよとは言っておきたいかな。

 

あべ 一本〆純米吟醸

新潟 阿部酒造 あべ 一本〆純米吟醸

「一本〆」というのは酒米の名前との事だ。「あべ」については昨年も何種類か飲んでみたけど、この一本〆についてもフルーティ感がものすごい。米から作るワインと言っても間違いではない味わいだと感じる。

この為、好き嫌いが分かれそうな気がする味ではある。辛口甘口でいえば甘口なんだけど、フルーティ感を感じさせる酸味のバランスは今風の味わい。

万人向けではないし、食中酒としては食材を選ぶ様な気もするけど、個人的にはこのフルーティさが好きだ。問題は入手性が悪いこと。価格は常識的な値段なので売っていれば気軽に買えるけど、如何せん北海道では入手が難しい。