来年また

醸し人九平次 うすにごり

”九平次うすにごり”は予約販売のみであり、入手性は正直宜しくはない。また、季節限定という性格なので、また来年宜しくという1本だと思う。

元々、九平次は酸味を前面に出している味が特徴だけど、”うすにごり”でも、それは変わらず、旨味が増した酸味とフレッシュさを味わう酒なのだろうね。

田酒 純米大吟醸 秋田酒こまち

店頭では最後の一本(倉庫在庫は知らんが・・・)であった田酒の純米大吟醸。高価な酒だが、レギュラー品でも入手性が悪い酒なので、下の山廃と一緒に買い求めてしまった。

でも、前にも書いたけど田酒でも豊盃でも、純米大吟醸クラスになると不味い訳がない。それよりもレギュラー品でも美味しいと感じるのが、銘酒と言われる理由なのだと思う。

山廃故、レギュラー品よりも少し高いけど、1600円くらいでこの味が楽しめるのであれば、間違いなく買いだよなあ。

田酒 特別純米酒 山廃

3月の1本

豊盃 純米吟醸 花筏 酒米は華想いとのことだ。

3月の1本と書いているけど、色々買っているわけで何れが美味しいかは、やはり定番の答えである好みがあるので何れでもであろう。

いずれにしても、今回の3種類の日本酒については全てが青森である。どちらが良いかは好みもあるので何ともだけど、田酒については、やはり銘酒だと思う。前回書いたように絶対的な味では写真の純米大吟醸は上等な味であるけど、普及品である

田酒 純米大吟醸 二種 こちらも限定品なので、入手は難しい酒なのかもしれない。躊躇無く飲むけれども(笑)

ワクチン接種と田酒

田酒 純米大吟醸 秋田酒こまち

3回目のコロナワクチンを金曜日に接種した帰り、自宅からは結構な距離があるのだけど、何度か顔を出している酒屋に立ち寄ったところ、田酒の純米吟醸が置かれていた。

勿論、定価販売ではあるものの、流石に特別純米のような価格というわけにはいかず、税込みで2788円。

この銘柄の純米大吟醸なので旨い不味いでいえば、不味いわけがない。ただ、この銘柄についてはスタンダードである特別純米酒を僕は推すかな。

それだけ特別純米酒は、味と価格のバランスがずば抜けて良いと思うからだ。絶対的な味でいえば、今回の純米大吟醸は香りよし、酸味よし、旨味よしで美味しい酒は間違いないのだけどね。

その意味では豊盃のテーブル酒である「ん」の味も、以前話したことのある居酒屋さんで会った酒屋の店主達の評価もうなずける。普通種である「ん」の味に感心していたものなあ。

好みはあるにしても吟醸酒などはご馳走的な酒であり、不味いわけがない立ち位置だけど、普通種の味こそ酒蔵の実力が出るのかもしれないね。

今回の田酒も同様で買った純米大吟醸も素晴らしいけど、だからこそ特別純米酒が輝いて見える気がする。