七水と豊盃

七水(しちすい) 純米吟醸 雄町 酒屋の親父推奨の1本。
フルーティ系ではあるけど、きっちり日本酒であるし、好みの味でもある。
豊盃 純米吟醸 精米歩合55% 山田錦を使った限定品とのことだ。

ふらっと酒屋に立ち寄り、豊盃の限定品らしきものを見つけ、四合瓶を2本抱えてレジへ向かったのだが店の親父に七水を勧められた。

最終的には好みという事にはなるのだけど、フルーティ系で酸味がある酒を好きという普段の購買傾向は恐らく知っているのだろう。

米の種類で純米吟醸が三種類、大吟醸が一本というラインアップではあるけど、流石に純米吟醸は買うのに勇気が必要というか、初めて買う銘柄であれば、高価な大吟醸に手を出すべきではないだろう。

豊盃の方はまだ飲んでいないけど、作り手には信頼感があるし、山田錦を使っているという事で不味いわけがないと飲む前から評価を与えている。

七水についてはフルーティで酸味と苦み、甘みのバランスとベタベタ感のないキレも感じるお酒で、素直に言うと本当に美味しいと感じる。

リピートするかどうかと言えば、激しく「する」と答えたい。

よなよなエール

よなよなエール ネーミングはともかく、日本でエールビールを普及させた功績は大きいと思う

全店ではないけれど、最近ではローソンでもヤッホーブルーイング社のビールが売られており、飲んだことのある人も多いと思う。

よなよなエールを初めて飲んだのは、15年ほど前に長野を旅した時に飲んだと記憶している。ちなみに当時の同社のWebは、かなり奇抜というかFLASH(Adobe FLASH)をバリバリ使っていたインパクトのあるものであった。

あまりビールは飲まないけど、エールタイプのビールは好きで、最近はIPAと呼ばれるタイプの物を好んでいる様な気がする。ヤッホーブルーイング社のものであればインドの青鬼がそうかな。

逆にまず買うことはないのがドライ系のビール。例外は夏の沖縄に行ったときだけは、本当に水代わりにオリオンを飲むけれどね。まあ、エールが好きな人間がドライ系は飲むわけはないかな。

ちなみにスーパードライが発売された当時、競合他社もパクリ商品を出していたけど、残ったのはスーパードライだけ。結局は嗜好品なのでドライが好きな人もいれば、エールのような味が好きという人も居るということ。当時の様に全社がドライを出したところで、供給過剰だったという事だろうか。

ただ、今も大して変わらないけど、大手の酒造メーカーというのは酒を造りたくて造っているのではないね。言い方は悪いけど、儲かれば他社のパクリでも何でもありなんだろうな。

豊盃 純米吟醸 同社のスタンダード的な1本

通年商品として写真の豊盃純米吟醸は、日常的な1本としては上々な物だと思う。この下に特別純米があり、更に純米酒「ん」があるという感じ。

ただ、一番常飲向けの「ん」についても、価格がお手頃(四合瓶で1300円前後)で度数も低めなので、普通にすいすいと飲める一級品だ。それの上をいくのが、写真の純米吟醸で不味いわけがない定番の美味しさ。

八列トウキビと生落花生

音江PAにて 山とまでは言わないけど、既に葉が色づき始めていた。

叔父の法要が予定されており、日帰りで旭川を往復してきた。葬儀の時は悪天候で閉口したものだけど、今日は秋晴れでそろそろ麓でも場所によっては葉の色づきも始まった感がある。

三笠 八列トウキビ

八列トウキビは今では三笠と清水でしか生産されていないと聞いているけど、焼いたそれは香りが良く、食べ応えのある食感が好きだ。現在の品種とは全くの別物だけど、茹ではモチキビ、焼いたのは八列トウキビが良い。

現在の品種は自分にとっては甘すぎるのだが、サラダなどで食べるのであれば今のスーパースイートコーンもそれほど悪くはない。

生落花生については本場物と道産を食べ比べているわけではないけど、今回食べてみた限りでは美味しいと感じた。聞いた話では鮮度が第1だとの事ではあるので、産直で直ぐに洗って茹でたら最高との事だ。

まあ、流石にコネもないので、北海道でそうした生落花生は生産者じゃなければ難しいとは思うけど、それでも十二分に美味しいと思う。ただ、何だかんだで30分ほどの茹で時間が必要なので結構大変だという気持ちはあるかな。

これも三笠で買い求めた生落花生 30分ほど塩ゆでしたもの。予想以上に道内産の落花生も美味しかった