2015 サメとの戦い

エンルムマリーナにて 期待と不安が入り交じる時間

エンルムマリーナにて 期待と不安が入り交じる時間

先週に引き続き、今回もオフショアのイカ釣りにお誘い頂いた。いつもながらK船長には感謝あるのみである。ありがとうございます。

海況の方は多少波はあるものの、先週に比べれば状況は良い。先週はイカ海域まで3時間を要したのだが、今回は1時間であった。

朝一番では底で入れ食いとなり、型も良い。しかし、潮に流され徐々に反応が落ちていくのだけど、群れを捕らえれば、竿を握る手にズシンとした重量感を感じる。

今回はShinya氏も乗船した

今回はShinya氏も乗船した

船長K氏 今回もガイドとシェフの二役でお世話になった。乗船者はただただ釣るのみの大名釣りだ。

船長K氏 今回もガイドとシェフの二役でお世話になった。乗船者はただただ釣るのみの大名釣りだ。

先週より海況は良いのだが、悩まされたのはサメの存在だ。かなりの数がこの水域に生息しているようで、先週などは仕掛けを5組持って行かれたなど、サメの話を他船から聞いていたけど、僕個人は先週はサメに悩まされる事はなかった。しかし、これが単なる運の良さであることは、今日の海域を釣って判った。底から中層でも生息しているし、恐らく仕掛けの上下でベイトが近くに居ると判断しているのか、水面直下を数匹のサメは回遊しているから、気が気でない。

サメも大きな物では1.5mを超えているから、フッキングなどされたら大変な事になってしまうのだ。もっとも、道糸はPEライン4号で仕掛けはナイロン8号。多くの場合は仕掛けの途中から持って行かれてしまう。

今日の僕で仕掛けは3組ダメにしてしまった。スッテ針の仕掛けなど、二組もあれば十分釣りになるのだが、事前にサメの話を聞いていたので助かったといえばその通りなのだが、イカの仕掛けは高価である。手作りしたとしても、スッテ針がそれなりの値段なので劇的に安くなるわけではない。

このサメもここ数年の間に急激に生息域を広げているようで、地球温暖化が原因なのかは判らないけれど、サメの生息しやすい海になってきたという事は間違いなさそうだ。

鷲別沖のスルメイカ 群によって型が著しく異なる。全般的には、まだ麦イカの方が多かろう。

鷲別沖のスルメイカ 群によって型が著しく異なる。全般的には、まだ麦イカの方が多かろう。

先週に引き続き、時折、青魚がスッテ針に食いついてくる。

先週に引き続き、時折、青魚がスッテ針に食いついてくる。

先週ほどではないけれど、相変わらずサバもイカと同じ水域にいるようだ。イカのシャクリそのものではあまり反応はないけれど、フォール時はかなり危険だ。

今日の海域は、こんな感じで。

今日の海域は、こんな感じで。

祝津公園からの夜景 白鳥大橋を望める。

祝津公園からの夜景 白鳥大橋を望める。

JX日鉱日石エネルギー(株)室蘭製造所

JX日鉱日石エネルギー(株)室蘭製造所