2月という季節

近場とはいえ、毎週フィールドに通う猛者であるBOB氏。

前回の釣行が1月2週目だったから、一月以上も竿を出していないことになる。そんな今回はShinya氏BOB氏工場長氏と合流し、風が吹き荒れる港で竿を振った。正確には、Shinya氏は車で待機である。喉が痛いと言っていたので、どうやら風邪にかかってしまったようだ。BOB氏と「彼が待機というのだから、余程具合が悪いのであろう」と話していたけど、その後は大丈夫であったのだろうか。

そんなフィールドは雪こそ途中で止んでくれたけど、風はやはりそれなりにある。ミノーの飛距離がある程度は望めるギリギリといった感がある。もっとも、その判断は人それぞれであろう。僕は遠くに飛ばすのが好きなので、ちょっとアゲインストであっただけで、平気でメタル系を結んでしまう人間だからね(笑)。

まあ、それでも今日は波も落ちていたから、比較的良好なコンディションであったと思う。黙々とキャストを繰り返し、30分くらいたった頃合いでジグにヒット。型は40cmちょいのチビだけど、坊主を回避出来たのは素直に嬉しい。ただ、地形的な事もあると思うけど、このクラスだとロッドが今ひとつ曲がらない。この点だけは、夏の太平洋アメマスに軍配が上がるであろう。恐らく、道東のそれはアメマスにとって適水温に近いから元気なのだと思う。

その後、BOB氏にヒットに続き、暫くするとその隣に入っている釣り人も一本上げたようだ。その後も竿を振ったけど、ジグのサイズを小さくした一投目にバイトがあったのみ。これは数秒でバレ・・・。魚はそれなりには居るようだけど、濃いというわけではなさそうだ。また、2月は厳しい時期であるけど、魚のスレや食性が異なっているのかもしれない。実際、居るのか居ないのかは潜ってみないと判らないからね。

その後、朝食を挟んで漁港に向かう途中のポイントで、思った以上に波が落ちていたので一時間ほど竿を振ってみた。バイトもハネも見えなかったけど、半月後くらいから上向きになるのではないだろうか。その後、予定していた漁港を攻めてみたけど、全く反応は得られなかった。波が落ちている為、漁港は静寂そのものである・・・というのは大袈裟だけど、サーフの釣りは出来ないレベルで波があれば、漁港内もそれなりに動きがあるものだけど、今回は全くの止水であった。

やはり、こうなってくると魚が溜まるとは思えないし、底がハッキリと判るような時は良い釣りは難しい様な気がする。

いずれにしても、今回の釣行で純粋なるウミアメ釣りは終わりかな。来月、もしかしたらサクラも絡めてアタックするかもしれないけど、波が高ければ文字通り大宴会になるでしょうねえ(笑)。